■ 床タイプ
“地震時の安全確保に”可動率100%
床のエキスパンション・ジョイントカバーが設置されるところは、災害時に避難経路としても用いられるため、脱落・破 損を考慮した100%の可動率で地震時の安全性を確保します。
エッジ材の段差をや隙間なくし転倒することがないようにしました。
床仕上げ材は長尺シート仕様やSUS ノンスリップ板仕様などの対応ができます。
クリアランス100~600mm まで対応します。
高可動タイプは“溶融亜鉛-アルミニウム-マグネシウム合金鋼板”(JISG3323)仕様で、腐食しにくく長寿命化が図れ ます。
段差や隙間のない構造
地震時(変形時)の避難や通常時の歩行の妨げになりうる隙間や段差を極力小さくし、地震時の安全性と通常時の快適性の両立を図ることを考えたバリアフリーとユニバーサルデザインの考え方に基づいた床製品です。隙間が大きくなりがちなクリアランスの広い箇所では、隙間に杖やベビーカーの車輪などが挟まって転倒することがないようにエッジ材の段差をなくし、隙間5mm を標準としました。また、転倒による事故を防ぐため歩行面の金属をできるだけ小さくし、滑り止めリブの表面加工を施してあります。
■ 内壁・外壁タイプ
可動連結金具とトーションバネのリンクにより360°回転可動を可能します。
天井-内壁-床の各取り合いを標準化し、動きもスムーズです。
■ 天井タイプ
接近・離間の動きに対して片側支持とし可動率をアップさせました。
■ 屋根タイプ
“バツグンな耐風圧性能と可動量”
屋根のカバー材をコンパクトにし、従来の1枚カバータイプより可動率と耐風圧性をアップさせました。
屋根のカバー材と笠木との取り合い干渉をなくし、可動をスムーズにしました。