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2026年6月22日

【今こそ見直す】アルミ雨といの進化と新常識2~アルミたてといの支持金具の使い分け(RC壁面固定)~

いつも大変お世話になっております。
シルバーライン外装建材の【井上商事株式会社】です。

今回も前回に引き続き「アルミ雨といの進化と新常識」をお伝えします。
第二回目は、アルミたてといの支持金具についてのご説明です。

 

当社では、一般的な塩ビ製たてといとは支持方法が異なる「バンドレスタイプ」をご用意しております。
様々な納まりに対応でき、イメージするデザインが実現できると好評ですが、一方で種類が多く、どの金具を使えばいいのか分かりにくいとのご意見もいただきます。
そこで改めて、当社のアルミたてとい【アルトイ】バンドレスタイプの支持金具の使い分け方を説明させていただきます。

 

まずは金具の一覧です。今回のご説明用に早見表を作成しました。

ご覧の通り、使い分けるポイントとしては

 ・納まり
 ・支持間隔

の2つです。
また金具自体の意匠(外観)や特徴もありますのでそれぞれご説明します。


 

壁面への固定 ~RC

1 高強度支持金具

 適応サイズ
 60Φ~165Φ、75角~125角

 最大支持間隔
 3900mm
RC

 特    徴
 高強度の金具でたてといを強固に固定します。
 カバー付きの箱型形状でスッキリしたデザインにしました。

 

2 一本ボルト支持金具RC用

 適応サイズ
 60Φ~165Φ、75角~125角

 最大支持間隔
 2900mm(RC)

 特    徴
 塩ビ樋用のバンドの2倍の強度を出しつつ施工性にも考慮しました。
 意匠はボルト一本出し形状とし、目立ちにくいデザインとしています。

 

3 簡易支持金具(簡易連結金具+支持はごいた)

 適応サイズ
 60Φ~165Φ、75角~125角

 最大支持間隔
 1200mm(60Φ~140Φ、75角~100角)
   800mm(165Φ、125角のみ)

 特    徴
 最も施工性が優れており、施工される職人さんからも好評です。
 シンプルな色付き金具で、金具の数が増えても目立ちにくいようにしています。

 

4 小隙間金具

 適応サイズ
 60Φ~165Φ、75角~125角

 最大支持間隔
 1200mm(RC)

 特    徴
 樋と壁の隙間が最小30mmまで使用可能です。

 

5 ダブルレール支持金具

 適応サイズ
 216Φ、150角

 最大支持間隔
 2900mm

 特    徴
 大型サイズの216Φ、150角専用の支持金具です。
 大型でも支持間隔が飛ばせるように強度を高めました。


いかがでしょうか?
少し種類が多いので、今回はRC造の壁面への固定にお使いいただける金具のみをご紹介させていただきました。一言で壁面固定と言っても、それぞれ特徴があることがお分かりいただけるかと思います。

また更に、全体を通して言える当社のアプローチもございます

 

当社のアプローチ1 支持間隔について

使い分けのポイントとしてもご紹介した各金具の支持間隔ですが、当社では全ての金具で強度試験を行い、その試験データに基づいて決定しています。

試験は上記のような試験体モデルを製作し、風圧を想定した荷重をかけて行います。
試験体モデルに横向きの荷重を加えて比例限度荷重を測定し、その荷重を元に金具一ヶ所あたりの許容荷重を設定します。
各金具の強度は荷重(単位:ニュートン)ですので、支持間隔はたてといのサイズ、壁との距離、建物の高さ、建設地の条件などにより異なります。
上記の寸法はあくまで「最大」ですので、正確には個別の条件での計算とたてとい本体の検討が必要です。特に大型サイズや高層建物の場合は、都度ご確認をお願いいたします。

 

当社のアプローチ2 エクセル計算シートのご紹介

強度計算は当社にご依頼いただければお手伝いしますが、お時間をいただく場合もあります。
そこで当社では排水計算と同様に、エクセル上で計算することができるファイルをご用意しております。
設計段階から現場打合せまで、様々な場面でお使いいただけますので、ぜひご利用ください。
→https://www.inoue-s.co.jp/tools/kyodo_tatetoi/

 

当社のアプローチ3 ゆるみ止め

どれだけ強力な金具を使用してもボルトナットがゆるんでは意味がありません
近年の建物の高層化や、厳しくなる気象条件により、たてといにかかる負荷はますます増えております。
当社ではそのような条件下でも安心してお使いいただけるよう、支持金具のボルトナットにゆるみ止め加工を行っております
金具によって、ボルト側の加工、ナット側の加工と異なりますが、引き渡し後にお施主様や利用者様が安心して過ごせるよう、製品設計をしております。


 


たてといをデザインしようとすると、必然的に納まり(=金具)の検討が必要になります。
当社では、たてとい本体から金具までを一貫して企画開発から製造まで行っておりますので、たてとい全体の検討が可能です。
デザインにお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

次回は鉄骨造の壁面固定や特殊納まりのご説明をさせていただきます。
特に「特殊納まり」は設計者様必見です。ぜひご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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