いつも大変お世話になっております。
シルバーライン外装建材の【井上商事株式会社】です。
近年、建物の高層化や工事の短工期化により、鉄骨造の建物はますます増えています。その為、ECPやALC、サンドイッチパネルといった非耐力壁にといの固定が必要になるケースも増えておりますが、パネル自体の強度や層間変異などの問題から納まりに悩まれるケースも多くあります。
また構造問わず、建物の意匠にあわせてといをデザインしたいという「特殊納まり」のご相談も多くあります。
そこで今回は、アルミたてといの支持金具のご説明の後編として、鉄骨造の固定や、その他特殊納まりに使用できる金具をご紹介させていただきます。

改めて、アルトイでご用意している金具の一覧です。

なおご覧のように、鉄骨造の固定については、簡易連結金具や一本ボルト支持金具、高強度支持金具などを使って胴縁下地にビス固定することも可能です。この場合の納まりはRC納まりと共通しますので、今回はそれ以外の鉄骨下地に溶接固定する場合に使用する金具をご説明いたします。
鉄骨造の固定
1 センターブラケット


適応サイズ
60Φ~165Φ、75角~125角
最大支持間隔
3900mm
特 徴
鉄骨柱や胴縁などの鋼材に溶接した6mmや9mmの厚肉のフラットバーと連結することが可能です。
外壁がECPやALC、サンドイッチパネルなどの非耐力壁でも使用可能な納まりもご提案しております。
2 Tブラケット


適応サイズ
216Φ、150角
最大支持間隔
2900mm
特 徴
大型サイズの216Φ、150角専用の支持金具です。
センターブラケット同様に6mmや9mmのフラットバーとの連結が可能で、ALCやECP、サンドイッチパネ
ルの外壁でも使用可能です。
続いて、特殊納まりの場合に使用する金具です。
特殊納まり
1 躯体凹部取付金具


適応サイズ
60Φ~165Φ、75角~125角
最大支持間隔
2900mm(RC)
特 徴
壁や柱にアルトイを埋め込ませたような見せ方ができる金具です。
アルトイの躯体凹部取付金具独自のハット型形状により、といの幅+30mmの隙間があれば施工可能です。
2 天井アングル


適応サイズ
60Φ~165Φ、75角~125角
特 徴
アルトイの支持を天井のコンクリートスラブからとることができる金具です。
壁までの距離が遠かったり、サッシなどで壁面から支持がとれない場合にも納めることができます。
2 マリオン支持金具(外持ちタイプ)

適応サイズ
60Φ~165Φ、75角~125角
最大支持間隔
4000mm(RC)
特 徴
アルトイをバルコニーの外側に持ち出し、ルーバーや化粧のマリオン風にデザインできる金具です。
T字管にレールがついた「マリオン横引き用T字管」をお使いいただく事で、意匠性と強度を兼ね揃えまし
た。
続いて、当社のアプローチです。
当社のアプローチ1 フラットバー納まり
鉄骨造では外壁をALCやECP、サンドイッチパネルなどの非耐力壁にすることが一般的ですが、このような外壁材は材料(パネル)自体の強度や、層間変異の追従の為に、パネルに固定させる事はできません。
そこでそれぞれの現場で納まりを検討されておりますが、当社では上述のセンターブラケットやTブラケットを利用した納まりをご提案しております。

パネルの裏側の鋼材に溶接したフラットバーをパネルの目地から持ち出し、センターブラケットやTブラケットと連結させます。金具の持ち出し距離は200mm近くになる事も珍しくありませんが、厚肉のフラットバーでも連結できる為、最大支持間隔3900mmまで対応可能です。
当社のアプローチ2 フラットバーの肉厚と支持ピッチについて
[当社のアプローチ1]でご紹介したフラットバー納まりは、条件によってフラットバーの肉厚や支持ピッチが異なります。
強度上問題のない納まりにするには計算が必要ですが、前回のメルマガでもご紹介したエクセルの計算書を使えば、これらの計算が可能です。
建設場所、建物高さ、たてといサイズ、持ち出し寸法、などの諸条件が分かれば算出できますので、ぜひご活用ください。
当社のアプローチ3 アルトイ独自のバンドレス形状
ご紹介した躯体凹部取付金具や天井アングルなど、アルトイには独自の金具をご用意しております。このような金具をご用意できる要因の一つが、当社独自のバンドレスタイプのレール形状です。
このレールはM8の六角ボルトの頭の寸法に合わせているので、とい本体と金具を強固に連結させることが可能です。
意匠性と強度を両立させたアルトイをぜひご利用ください。

ご紹介した鉄骨造の固定や特殊納まりは、RC壁面への固定とは違い事前の打合せが欠かせません。
外壁工事、鉄骨工事、ドレン(躯体・型枠)工事、樋工事など、関連工事が多くある為、早い段階から計画しておく必要があります。
最近では建築図の段階から、樋の詳細が細かく書いてある図面も多く見るようになりました。
当社へのご相談も、基本設計段階でご連絡いただくケースも増えてきております。
イメージする意匠を表現するためにも、ぜひ早めの検討と計画をお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
当社webサイトではカタログやCADデータの閲覧も可能です。
お問合せやご相談もお待ちしておりますので、お気軽にご連絡ください。















